全部、茶色

今週のお題「お弁当」

地元の素敵な喫茶店です。
茶色ベースの少し暗い店内から見る外の景色は闇の中にある光のように、明るく美しく見えますね✨

さて今週のお題に無理矢理繋げましょう。
お母さんやお父さんが作ってくれるお弁当は時に面白いものが出来上がる事があると思います。

うちの母親が栄養を考えて作ってくれたお弁当は、いつもそれなりにカラフルでした。

植物でいえば、こんな感じ↑
（とある銀行の入口にあった寄せ植えの葉っぱがステキすぎて写メっちゃった）

しかし、ある日、少し寝坊した母は昨日の晩御飯の残りをテキトーに詰めて私に持たせたのですが、お昼、お弁当箱を開けると、
・ハンバーグ
・エリンギとしめじの麺つゆ炒め
・醤油ベースのぜんまい混ぜご飯
の3種類で、全部、茶色（笑）
おまけにハンバーグのソースが多かったのか、混ぜご飯の方にも流れていて、ほんとにザ・茶色！って感じが、多感な中学生女子の私には何故か恥ずかしかったんですよね(^_^;)
普段カラフルなお弁当だから尚のこと。

大人になると毎日お弁当を作ってくれただけで感謝できるものですが、
あの時期ってほんと自意識過剰ですよね（笑）　私だけかな？

で、家帰って母に「おかーさん、今日のお弁当、まっ茶色だったよ。」と言ったら、気付いてなかったらしく、「確かにー！」と言って爆笑してました（笑）

その爆笑を見て、茶色のお弁当を一瞬でも恥ずかしく思った自分の心の小ささを、中学生ながらに自覚したのを覚えています。
蓋で隠しながら食べるより、友達に「見て見て！今日のお弁当、ザ・茶色！」と言って一緒に笑いあった方がどんなに健康的か。←ココロ的に

ユーモアと笑いがあれば、生きていける、と誰かが言ってましたが、
それは真実であると大人になればなるほど思います。